山中企画だより 2017年9月

 

いやー、鮮やかだったですね、サッカーW杯アジア最終予選の日本・オーストラリア戦。
 あんなに先発メンバーの起用がピッタリとハマるとは思いませんでした。最初に、先発に浅野や井手口が入ったのを知った時は、「おいおい、肝心の試合で、あんな若造出して大丈夫かよ」と本気で心配しましたから。
 ところがその2人が点入れて勝っちゃった。
 おそらくああいうことは、日本人監督には出来ません。
 私も、西洋医学と東洋医学を比較する本に関わってきたりするので、西洋人の日本人の発想の違いは何となく感じます。西洋は、人間の体でも、使えなくなった部分や衰えた部分はさっさと切り取っていいのに交換する考え方で、日本人はだましだまし使いながらも、全体のバランスを重視する考え方。
 今回は、その西洋式の、スパッと新品に切り替えるやり方が、想像以上の大成功を収めましたね。
 それにしても、ネットを見ると井手口の見た目が中田英寿に似てる、との書き込みが多かったですが、私から見ると中田よりもボクシングの亀田系のヤンキー顔ですね、あれは。
 鮮烈な新旧交代劇が起きたサッカー界に対して、私が子供時代から愛する相撲界は、ちょうど新旧交代前夜の雰囲気。
 全員が30歳を超えた四横綱はそろってケガをかかえ、秋場所も「全員休場」になりかねないところですが、高安だの御嶽海だの、下に勢いのある力士が揃ってきているので、盛り上がりは続くでしょう。
 私も二階の椅子席で、国技館名物の焼き鳥を食いながら日本酒飲んで相撲見るのが至福の時。ホント、うまいんですよ、あの焼き鳥。そんなに原価かけてるような感じでもないのに。タレがいいのかな。
 てなことで、このメールは、私、山中企画の山中伊知郎とここ一、二年の間で名刺交換をさせていただいた方、私どものライブに来ていただいた方、昔からの知り合い、それにウチの事務所関係者などにお送りしております。
 この「山中企画だより」の趣旨は、要するに、ウチの事務所は、最近、こんな活動をしていますのでよろしく、という、いわば近況報告のメールです。
 もしよければ、ご一読ください。もう送らないでくれ、ということでしたら、ご一報ください。
 

恒例の『ちょっと昭和なヤングたち67』は9月25日

 
 恒例の『ちょっと昭和なヤングたち67』は、9月25日(月)午後6時半からお江戸上野広小路亭で開催します。
MCはもちろんイワイガワ。ゲストは長州小力、タブレット純、浦添ウインドゥ、インデペンデンスデイ、ペッパーボーイズ、カレーもいいけどハヤシもね!。
 やっているのは相変わらず古くて新しいお笑い。しかし、このライブも10年をとっくにこえ、年輪を重ねてきて、料理でいえば、えもいわれぬ独特の渋めのダシが出るようになってきています。
 ぜひ味わってみませんか。
 
『生かされて』をキッカケに、コンサート続々開催!

 6月に、山中企画で出した
『生かされて』
が、おかげさまで増刷したのは先月。
 著者は、小泉今日子の『常夏娘』、マルシアの『ふりむけばヨコハマ』をはじめ、数多くのヒット曲を産んでいる作曲家でもあり作詞家でもある、たきのえいじさん。5月に発売の水森かおりさんの新曲『早鞆ノ瀬戸』も作詞されています。
 たきのさんは、自分の教え子でもある歌手の、かとうれい子さんとともに、「歌の宅配便」という活動をしています。これは、病気などのために寝たきりや車椅子生活を余儀なくされている方の家庭を訪れ、その方を前に歌を披露するものです。また、それとは別に、知的障がいを持つ方々のいる施設で、20年以上に渡って、毎年、その皆さんたちを主役にした歌合戦イベントも開いています。
この本は、そんなたきのさんの活動の軌跡が綴られたものです。
この本や、活動のことをもっと世の中に広めるために、10月24日には、山中企画が主催し、北区の北とぴあで、たきのさんとかとうさんを中心に『看護と福祉と仲間達チャリティーコンサート』も計画しております。
さらに11月6日には栃木県の那須野が原ハーモニーホールで『生かされてコンサートIN那須』を開催するほか、全国各地でコンサートを開く計画も進んでいます。
 
『オタク稼業秘伝ノ書! デラックス・ア・ゴーゴー!』も売れ行き好調!

 6月発売のもう一冊も、売れ行き好調です。
『オタク稼業秘伝ノ書 デラックス・ア・ゴーゴー!』。
一度計画して、しばらく頓挫していた、「コスプレ」という言葉の生みの親でオタク産業の重鎮である高橋信之氏に関する本です。
 早稲田の漫画研究会時代のエピソードから始まって、ゲーム攻略本で大当たりした時代、うっかり楽してカネを稼ごうとして会社を乗っ取られた時代、また再起した時代、となんとも波乱万丈な一代記になっております。
 漫研時代の仲間であったやくみつるさんや堀井憲一郎さん、高橋さんの事務所のかつての間借り人だった映画監督の河崎実さん、かつて高橋さんの会社でアルバイトを経験し、現在はホットトイズジャパンの社長をつとめるフランク・デュボアさんらのコメントもあります。
 7月20日には早稲田にある、ロシア人コスプレーヤーのいるメイドカフェ『ItaCafe』で、高橋氏と河崎実監督とのトークライブも行い、大盛況でした。
 
 
『目が見えない演歌歌手』も順調!

 その前、山中企画が4月に出したのが、
『目が見えない演歌歌手』
 著者は、未熟児網膜症によって、生まれつき視力を失い、やがて高校在学時に『NHKのど自慢』のグランドチャンピオンに輝いたのをキッカケに、プロの演歌歌手の道に進んだ清水博正さん。
 彼の「語りおろし」を、私が聞いてまとめさせていただきました。
 演歌との出会い、温泉施設などでのお年寄りとの交流、プロ歌手になる道筋、さらに「視覚障がい者」として見た「バリアフリー社会」の現状など、たっぷりと語られています。
 当然、何度も取材のためにお会いしたのですが、とにかく明るく、異常にテンションが高い。ご本人も「障がいはハンデではなく個性」と明言しているように、一人でも外出するし、パソコンも使いこなす「行動派」です。
 おそらくこの本を読んでいただければ、「視覚障がい者」に対して抱いていたイメージがガラッと変わると思います。
 発売開始して約4カ月。おかげさまで大好評です。5月なかばには、増刷もしました。
 お年寄りや障がい者の方はもちろん、それ以外の皆さんにも勇気と元気を与えられる本になっております。ぜひ、お読みください。
 
 
『最後のGSといわれた男』、好評発売中! 続編も計画始動!

 
 山中企画が昨年出した本の一つが『最後のGSといわれた男』。
 仙台在住で、元グループサウンズ「オリーブ」のドラム&ボーカルだったマミーこと木村武美(キムタケ)さんの自叙伝です。木村さんは今でも自分の経営する国分町の店「DRUM」でドラムを叩き続ける「現役ミュージシャン」でもありつつ、だんだん減ってきている「GSの生き証人」の一人でもあります。
オリーブ時代には『マミー・ブルー』というヒット曲も出しました。
もちろんターゲットは、昭和40年代の、あのGS全盛期にノスタルジーを感じる世代の人たち。
木村さんに会いに、すでに何度か仙台に行っております。いつも交通費節約のために、「青春18きっぷ」を使って、鈍行で往復します。
本についていえば、GSが最高に盛り上がったころの思い出とともに、藤圭子、井上陽水、山口百恵をはじめ、かつて接した「ビッグスター」とのエピソードも散りばめられた、とても楽しめるものに仕上がっています。
7月24日には、仙台から東京に木村さんをお呼びして、「GSマニア」のタブレット純さんとの歌付きトークライブを開きました。高円寺ShowBoatで、タイトルは『高円寺にGSが舞い降りた!』。
約100人のお客さんに集まっていただき、賑やかな一夜でした。
来年あたり、また、GSの本、それもやや遅れて登場したために今一歩ブレークしきれなかったGS第3世代の本を出しましょう、と話がまとまっています。
 
「腸」の田中先生関連の新刊も進行中!

山中企画の本の中で、最も安定した売れ行きを続けているのが「腸は脳よりも大切」と訴える東洋医学医師・田中保郎先生関連本です。
その田中先生が、昨年10月、河出書房新社より
『一生健康に過ごせる「腸」は3歳までに決まる』
 という本を出したのは、前にも書きました。一昨年6月の『驚異の腸内フローラ』(ぶんか社)に続いて、山中企画が編集協力をしているものです。
 そして今年中には、田中先生が、西洋医学式の「病名医療」、要するにまず「病名」を決めて、ほぼ機械的にそれに合わせた薬を処方する、といった治療のあり方を批判する内容の本を作るべく動いております。
 それ以外にも、計画中の単行本企画がいくつかあり、具体化しましたら、また告知させていただきます。
 
 
「浦議」のコラムもよろしく!

私、浦和在住で、1993年のJリーグ開幕からずっと浦和レッズのシーズンチケットを買っております。すでに四半世紀になってしまいました。
ただ、ゴール裏サポーターのように、みんなで立って声出して応援したりする「統一行動」は苦手で、とにかく一人で埼玉スタジアムに行っては、誰とも仲良くならずに、試合を見たらさっさと帰ることを繰り返しています。
で、一応、試合についての感想などを「浦和レッズについて議論するページ」というサイトの中で、コラム「山中伊知郎の素人目線」というタイトルで載せさせてもらっています。あくまでホームの試合限定です。10年以上前はアウエーまで追いかけていきましたが、今はホーム観戦のみ。
リーグ戦はほぼ真ん中くらいの順位で、優勝の見込みも、J2陥落の可能性もない、といったあまり面白みのない状態のレッズですが、監督も変わって調子も上向いてきたし、これからは見ごたえのある試合をしてくれるだろうと期待しています。
 
 とにかく今後とも、よろしくお願いします。