山中企画だより 2018年6月

 

 1カ月前といえば、それこそテレビではどこもかしこも「山口メンバー」ネタだったのが、今はもっぱら「日大アメフト」ネタ。あまりにコロコロと変わるので、もう時間の感覚がなくなっていきます。なんかまるで、「山口メンバー」事件で騒いでたのって、去年のことだったような気がしませんか?
 「日大アメフト」ネタでいうと、危機管理能力欠如の日大側記者会見や大学のブラック体質が過剰に叩かれていて、ちょっと気の毒なくらいですが、中でも日に日に注目が集まっているのが田中英壽理事長でしょう。
 もちろん私なんかが、あんな「大物」と面識はありません。ただ、テレビの報道で見るたびに、昔、気にかかっていた「身近なスター」と再会したような錯覚に陥るのです。
 実は私、子供のころからの「相撲少年」で、ベースボールマガジン社の月刊誌『相撲』は小学校高学年から毎月買ってました。で、そこにはアマチュア相撲のページもあって、あの人がよく載っていたのですね。何しろ学生横綱になった上に、アマ横綱にも3回なった、「アマ相撲の大横綱」でしたから。
 大鵬、柏戸、平成なら若貴だったら誰でも知っています。しかし「アマの大横綱」となると、クラスでも、当然、知ってるのは私だけ。つまりどこか「私だけのスター」といった親近感があったのです。AKBや乃木坂ではなく、マニアックな地下アイドルを応援しているような自己満足感があったのでしょう。
 やがてあの人が日大相撲部監督に就任して活躍していたところまでは知っていました。ですが、まさか「マンモス日大グループ」のトップにまで上りつめていたとは、今回の事件が起きるまで知りませんでした。
 かつてマニアックなところでヒットを飛ばしたミュージシャンが、半世紀近くたってみたら芸能界のドンになっていた、みたいな驚きです。おかけで、報道だと、あの人の悪役ぶりがどんどんエスカレートしているわけですけど、私の気分としては、どうもそれに乗っかりにくい。五十年来の、ごく一方的な「知り合い」ですから。
 ちなみに、今度、大関になる栃ノ心も、春日野部屋に入門する前は、あの人の紹介で、しばらくは日大相撲部で稽古をしていたとか。
 さて、6月となれば、サッカーW杯。私も応援する浦和レッズからも槙野と遠藤が代表に選出されています。下馬評では「予選リーグ3戦全敗が濃厚」。どうですかねぇ、
期待すれば結果を残さず、期待しないと結果を出すのがサッカー日本代表の特徴なので、南アフリカ大会以来の予選リーグ突破もあり得るんじゃないでしょうか。
 誰も期待してなかった鶴竜だって、あれよあれよの間に2連覇しちゃったくらいだし、予想ほどあてにならないものはありません。
てなことで、このメールは、私、山中企画の山中伊知郎とここ一、二年の間で名刺交換をさせていただいた方、私どものライブに来ていただいた方、昔からの知り合い、それにウチの事務所関係者などにお送りしております。
 この「山中企画だより」の趣旨は、要するに、ウチの事務所は、最近、こんな活動をしていますのでよろしく、という、いわば近況報告のメールです。
 もしよければ、ご一読ください。もう送らないでくれ、ということでしたら、ご一報ください。
 
 

前・米沢市長の安部氏の『鷹山政治の継承』が好評発売中!
 山形県米沢市といえば、米沢牛をはじめ数多くの名産品がある街です。
 そこで12年間市長をつとめていたのが安部三十郎氏。実はその安部氏と私とは大学時代の同級生であり、40年来の付き合いであります。
 その安部氏が、「自分の市長時代を振り返った本を出したい」と言い出したので、さっそく山中企画が反応しました。「だったらウチで出してよ」というわけです。
 すぐに話はまとまり、5月に出版いたしました。タイトルは『鷹山政治の継承』。地元の偉人・上杉鷹山にならって、ひたむきに市政に取り組んだ様子が伝わってくる内容です。
 出版にあたって、記念のパーティーを5月14日に米沢で、19日に東京で開かれ、たくさんのお客さんに来ていただきました。
 特に東京の方は、山中企画主催で、会場は早稲田の大隈ガーデンハウス。終了後は安部氏たっての希望もあり、大隈講堂前でパーティー出席者の中の早稲田OBと慶応OBが集って『紺碧の空』『若き血』と早稲田の校歌をうたいましたが、みんな高齢でスタミナがなく、どれもワンコーラスだけだったのが、ちょっと情けなかったです。
 
『横浜・野毛大道芝居の日々』、出版準備中
 続いて、今、準備中なのが、『横浜・野毛大道芝居の日々』という本です。
 1994年にスタートして11回まで続いた、横浜・野毛の大道芝居。現職の横浜市長や有名な作家、評論家、それに地元の飲み屋のおっちゃんから小学生まで、年齢も職業もバラバラな人たちが年一回集い、一切の上下関係もない中で作られたシロート芝居でした。数々のエピソードを交えつつ、その歴史をまとめてみようとしております。
 戦後の闇市から生まれた横浜・野毛という場所も魅力的なら、登場する多種多彩な人たちも魅力的。一応、この本の著者は「野毛風太郎(のげ ぷうたろう)」なる架空の人物で、実体は大道芝居を仕掛けたプロデューサーの方なのですが、私は関係者の取材を全面的に請け負い、本も山中企画から出すことになりました。
 取材先が主に横浜なので、連日、浦和の我が家から行くと、どうしても電車賃がかかります。が、取材先の関係者がみんなユニークな人ばかりなので、私もインタビューが楽しくて仕方ありません。皆さん、口々に、「大道芝居は、野毛という土地だからこそ生まれた、一種のユートピアだった」と語ります。
結局、全部で30人以上の方の話を聞きました。
 たぶん夏ごろには本が完成すると思います。
 
他にも新企画、続々、進行中!
 
 他にも進行中の単行本企画はいくつかあります。
 たとえば海外で商品を買い付けして、日本で売って利益をあげようという「買い付け」本。すでに私も、取材ということでバンコクと中国・広州に行ってきました。タイトルは『旅して稼ぐ 海外旅行バイヤーズガイド』となる予定です。
 さらに、横浜にある病院の院長先生が著者の、「転倒予防」に関する本。お年寄りが転倒すると、その後の死亡率も一気に高まるとかで、「転倒」はとても危険なことらしいのです。
 どうしたら、その転倒を防げるか、先生は長く研究していて、それを分かり易くまとめていただく予定です。
 毛筆、あるいは筆ペンで、「〇」を描くだけで、その人の運気がわかり、その運気を変えるには「〇」の描き方をかえるだけでいい、という運勢転換本も計画しています。
 腸と口腔のトレーニングによって健康を保っていこうとする「腸トレ・口腔トレ」本の企画も立ち上がってきました。
 それに「最後のGSといわれた男」オリーブのマミーさんらによる第二弾も企画しています。マミーさんと一緒に過ごした「GS第3世代」の人たちが続々と登場する、マニアには大喜びしてもらえそうなものです。ただ、これは発売は秋以降になりそう。
 
『ちょっと昭和なヤングたち72』は、
7月30日!
 恒例の『ちょっと昭和なヤングたち72』は7月30日(月)に 開催予定です。午後6時半開演。お蔭さまで超満員になった70回スペシャルに続いて71回も、雨降る中で、まずまずの数のお客さんに来ていただきました。
場所はいつもの上野広小路亭。
MC・イワイガワのほかは、まだ出演者は決まっていません。6月中には決めて、告知したいと思います。
 やっているのは相変わらず古くて新しいお笑い。何も変わりません。しかし、このライブもスタートして13年あまり。年輪を重ねてきて、料理でいえば、えもいわれぬ独特の渋めのダシが出るようになってきています。
 ぜひ味わってみませんか。
 
好評既刊本もよろしく!
 
すでに昨年、山中企画から出した本も、ご紹介しておきます。
まず、何度もお世話になっている「腸のオーソリティ」田中保郎先生のことを語った本が昨年11月末にリリースされました。
『「病名医療」で漢方薬は使うな!?』。
 今回は腸の本というより、西洋医学の「病名治療」の弊害について触れる内容で、なぜ「病名」を決めて、それに合った漢方薬を処方する、という漢方薬使用がよくないのか、などについて、先生の人柄を交えつつ綴っていきます。
 盆栽の葉っぱが枯れかけたら、その葉っぱを治そうとする西洋医学と、根っこの方から治していこうとする東洋医学との違いについて、また西洋の薬と漢方薬の本質的な違いについてなど、先生がたっぷり語ってくれた話が満載です。
 昨年6月に、山中企画で出したのは、
『生かされて』
 著者は、小泉今日子の『常夏娘』、マルシアの『ふりむけばヨコハマ』をはじめ、数多くのヒット曲を産んでいる作曲家でもあり作詞家でもある、たきのえいじさん。たきのさんは、自分の教え子でもある歌手の、かとうれい子さんとともに、「訪問看護・歌の宅配便」という活動をしています。これは、病気などのために寝たきりや車椅子生活を余儀なくされている方の家庭を訪れ、その方を前に歌を披露するものです
この本は、そんなたきのさんの活動の軌跡が綴られたものです。
 昨年6月発売にもう一冊、出しました。
『オタク稼業秘伝ノ書 デラックス・ア・ゴーゴー!』
一度計画して、しばらく頓挫していた、「コスプレ」という言葉の生みの親でオタク産業の重鎮である高橋信之氏に関する本です。
 早稲田の漫画研究会時代のエピソードから始まって、ゲーム攻略本で大当たりした時代、うっかり楽してカネを稼ごうとして会社を乗っ取られた時代、また再起した時代、となんとも波乱万丈な一代記になっております。
 その前、山中企画が昨年4月に出したのが、
『目が見えない演歌歌手』
 著者は、未熟児網膜症によって、生まれつき視力を失い、やがて高校在学時に『NHKのど自慢』のグランドチャンピオンに輝いたのをキッカケに、プロの演歌歌手の道に進んだ清水博正さん。
 彼の「語りおろし」を、私が聞いてまとめさせていただきました。
 演歌との出会い、温泉施設などでのお年寄りとの交流、プロ歌手になる道筋、さらに「視覚障がい者」として見た「バリアフリー社会」の現状など、たっぷりと語られています。
 
「浦議」のコラムも、今年もよろしく!
私、浦和在住で、1993年のJリーグ開幕からずっと浦和レッズのシーズンチケットを買っております。すでに四半世紀になってしまいました。
ただ、ゴール裏サポーターのように、みんなで立って声出して応援したりする「統一行動」は苦手で、とにかく一人で埼玉スタジアムに行っては、誰とも仲良くならずに、試合を見たらさっさと帰ることを繰り返しています。
で、一応、観客の動向、試合についての感想などを「浦和レッズについて議論するページ」というサイトの中で、コラム「山中伊知郎の素人目線」というタイトルで載せさせてもらっています。あくまでホームの試合限定です。10年以上前はアウエーまで追いかけていきましたが、今は主にホーム観戦。
今年は、成績の低迷に比例して、やや観客数が低落傾向のレッズを心配して、「浦和レッズ観客数復活計画」というコーナーも始めました。月一回、レッズに深い関わりのある人にインタビューにうかがい、「どうしたら集客が増えるか」を聞く、というものです。
 
 とにかく今後とも、いろいろよろしくお願いします。