山中企画だより 2019年8月

 

  どうも、吉本興業の騒動がなかなかおさまりません。なんだかどうも、うっかりすると番組改編期の10月まで、ずっと引っ張るんじゃないかという雲行きです。

 しかし今回の騒動ほど、コロコロと「悪役」が変わった話も珍しいでしょう。発覚当時は、明らかに「闇営業」を仲介していたカラテカ入江がボロクソに叩かれていました。それが、次には、入江の誘いに乗って「闇営業」で100万円もらったにもかかわらず、「もらってない」とウソをついた宮迫がやり玉にあげられました。で、宮迫がロンドンブーツ亮と涙の記者会見をやり、一方で吉本・岡本社長がグズグス記者会見を開くと、今度は、岡本社長が「悪役」の座にすわります。そのうちに、所詮、岡本は手先に過ぎず、本当に悪いのは大崎会長だ、いやいや、陰で糸を引いているのは松本人志だ、なんて話になってきます。そしたら今度は、金塊強奪犯と写真を撮った宮迫がやっぱり悪い、と宮迫、悪役カンバックです。もう、山手線みたいに、グルグルと「悪役循環」が続いてる状態です。何となく「悪役」がメリーさん親子に固定されてるジャニーズ騒動と比べると、実にわかりづらい。

 ただ、いまだに解せないのが、おそらく「反社会勢力」から情報を得て掲載したであろう雑誌側が、あまり「悪役」として叩かれていないことです。真実を伝えるのがマスコミの役目なんだから、ある程度ブラックな人たちと付き合っていかなければいい情報は取れない、という理屈はわかります。とはいえ、こんなにいろんな人間が入れ代わり立ち代わり「悪役」をつとめる中で、一度も「一番悪いのはアイツだ」といわれないのは、どうも違和感がある。

 ま、連日テレビのワイドショーは「吉本情報」だらけだったし、吉本の上層部は「いい宣伝になった」と割り切っているのかもしれませんが。

  てなことで、このメールは、私、山中企画の山中伊知郎とここ数年の間で名刺交換をさせていただいた方、私どものライブなどに来ていただいた方、昔からの知り合いの方などにお送りしています。 この「山中企画だより」の趣旨は、要するに、ウチの事務所は、最近、こんな活動をしていますのでよろしく、という、いわば近況報告のメールです。もしよろしければ、ご一読ください。もう送らないでくれ、ということでしたらご一報ください。

『タブレット純のGS(グループ・サウンズ)聖地純礼』、発売記念ライブが9月5日に決定!

 山中企画では、すでに『最後のGSといわれた男』『GS第三世代50年後の逆襲』と2冊のGS(グループ・サウンズ)本を作っています。

 で、3冊目のGS本を9月上旬に発売することが決定しました。

 著者は、歌手、お笑い芸人であるとともに昭和歌謡とGSにはムチャクチャ詳しいタブレット純さん。以前から、私が主催している『ちょっと昭和なヤングたち』にも出演いただいている縁で、ちょくちょくお会いしていました。GSの、あのメンバーの誰々はどこに移った、とか、内部にいても忘れているような情報を詳しく知っています。

 タイトルは『タブレット純のGS(グループ・サウンズ)聖地純礼』。つまり彼にGSゆかりの地を回ってもらう内容で、私も彼と一緒にあちこち回りました。

 たとえば新宿ならACB会館からかつてのサンダーバート、のっぽ。池袋ならかつてのACBやドラム。横浜だとゴールデンカップや横浜ACBやプリンスとか。4月には、GSがよくショーをやった東京サマーランドにも行きました。5月には大阪のナンバ一番、京都の田園はもちろん、無名時代のタイガースが一緒に住んでいたという、大阪・西成の「明月荘」というアパート跡地にも行ってきました。ほんの一カ月くらい前に取り壊されたそうで、タッチの差でした。

 タブレットさんの文章は、洒脱で、しかしどこか哀感にあふれていて、とにかく楽しい。私も、「ハゲでデブで、カネにセコいオッサン」として文中に何度も登場させられています。GSに興味のある人もない人も、読んでみたら、ついウフッと笑っちゃう記事が満載ですので、ぜひお読みください。

 9月5日、池袋オペラハウスというライブハウスで出版記念ライブを行うことも決定しました。午後7時から開始で、書籍付きフリードリンクで5000円です。さらには大阪でも、12日、午後7時から西天満のライブハウス「GANZ」でのライブが決定しました。これからあちこちで告知もしていきますので、どうかよろしく!

『腸を健康にして「ひきこもり」を治す!?』も9月末に発売へ

 7月も、6月に引き続き、取材などであちこち動き回りました。

 特に慌ただしかったのが20日から24日までで、20日夜、大雨真っ最中の福岡に入り、翌日、佐賀県の武雄温泉に取材で行きました。そこで医院を開業する医師・清水正彦先生の本を作る予定なのです。22日には長崎・諫早の「腸のオーソリティ」田中保郎先生の自宅にうかがい、その日は「青春18きっぷ」で諫早から下関へ。23日も下関から大阪までを鈍行列車で移動して大阪の元GS・宇野山さんと会い、24日は大阪から浦和の自宅まで、また鈍行です。疲れましたが、思いっきり「旅」をした満腹感はありました。

 で、実は田中先生のお宅にうかがったのは、また新しい「腸」の本の企画を立ち上げたからだったのです。タイトルは、『腸を健康にして「ひきこもり」を治す!?』。社会問題となっている「ひきこもり」ですが、世の中のほとんどは、「ひきこもり」を心理面、教育面、雇用などの経済面、精神科や心療内科の問題としてとらえています。ですが、まったく視点を変えて、「腸のトラブル」としてとらえられないか? 現実に田中先生は腸を整えることで「登校拒否児童」や「うつで悩む人」を治した経験があるのです。泥沼のように救いのない「ひきこもり」問題解決のための選択肢の一つとして、「腸を治す」というのを提案する本になります。9月末には完成の予定です。

『ちょっと昭和なヤングたち79』は、9月30日!  さらに80回スペシャルの予定も!

 恒例のお笑いライブ『ちょっと昭和なヤングたち79』は、次は9月30日(月)です。場所は上野広小路亭で午後6時半開演。MCはもちろんイワイガワ。メンバーはまだ確定していませんが、今のところ、話題の地下芸人「ゆきおとこ」の出演が決まっています。

で、そのあとの予定ですが、80回目はスペシャルにして11月6日(水)に北とぴあ・ペガサスホールで行うことにしました。いつもよりたくさん出演者が登場して、入場料も2000円です。一応、ねづっち、ロケット団、だるま食堂、タブレット純、チャイム、ポンちゃん一座、中津川弦といったメンバーの出演が決まっています。こちらも「昭和のにおい」たっぷりの人たちばかりです。

アサヒ芸能にて「原価」のコラム、好評連載中!

以前からあの「週刊アサヒ芸能」で、「あなたの知らない「原価」の世界」というコラム連載を始めた話はいたしました。

 つまりは、いろんな商品、サービスなどの原価を取材してまとめる、という内容で、第一回が、ちょうど年末年始号だったのもあって「カレンダー」、第二回が「高級腕時計」、以下「コンビニ商品」「アダルトビデオ」「犬の手術代」「回転寿司」「化粧水」「温泉旅館」「翻訳本」「TVアニメ」「ビジネスセミナー」「ラーメン」「デリヘル」「パチンコ」「タクシー」「日本酒」「葬式」「結婚式」「ゲーム」「ソープランド」「CD」「超低予算映画」「マンションのリフォーム」「テレビCM」「土地の測量」 などが続き、連載ももう半年を過ぎました。

 おかげで今、いろいろな業種の現場にいらっしゃる方に会う機会が増え、興味深い話もたっぷり聞かされます。いい仕事に出会えて、アサヒ芸能編集部の皆さまにも、感謝感謝です。

 記事もお読みいただきたいのとともに、「私なら、あの商品の原価を語れる」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。すぐにインタビューにうかがいます。もちろん名前は出しません。

「浦議」のコラムも、どうかよろしく!

私、浦和在住で、1993年のJリーグ開幕からずっと浦和レッズのシーズンチケットを買っております。すでに四半世紀になってしまいました。

ただ、ゴール裏サポーターのように、みんなで立って声出して応援したりする「統一行動」は苦手で、とにかく一人で埼玉スタジアムに行っては、誰とも仲良くならずに、試合を見たらさっさと帰ることを繰り返しています。で、一応、観客の動向、試合についての感想などを「浦和レッズについて議論するページ」というサイトの中で、コラム「山中伊知郎の素人目線」というタイトルで載せさせてもらっています。あくまでホームの試合限定です。10年以上前はアウエーまで追いかけていきましたが、今は主にホーム観戦。

今年のレッズはリーグ戦は勝ったり負けたりで冴えませんが、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)は、どうにか準々決勝進出。一昨年に続き、またアジアチャンピオンになるチャンスでもあり、そこそこ期待しています。

とにかく、これからも、いろいろよろしくお願いします。